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電解液装置

電解液製造装置は、粒度測定装置(電気抵抗法カウンター)で使用する電解液を作成。

電解液製造装置で作られる電解液は、異物を取り除くだけでなく、粒度測定装置で安定した測定、電解液濃度を可変する事も出来ます。

純水をいつでも使用出来ます。


システム構成は、純水器システム、電解液製造装置本体、サンプリングタワー、の3システムに分かれて入るため、狭いスペースでも、粒度測定装置の隣にセット出来ます。

粒度想定装置用電解液を、いつでも手軽に採取する事が出来ます。
通常の電解液で出来なかった電解液濃度コントロールも、オプションで、電解液の温度をコントロールする事も簡単に出来ます。

今まで難しかった測定が安定して測定出来ます。

仕様・形式

設置実績

 ・キャノン化成株式会社
 ・キヤノンファインテック株式会社
 ・大分キヤノンマテリアル株式会社
 ・上野キヤノンマテリアル株式会社
 ・キヤノン株式会社
 ・株式会社フジミインコーポーレーテッド
 ・株式会社 リコー
 ・太平洋ランダム株式会社
 ・三菱化学株式会社
 ・カシオ電子工業株式会社
 ・三洋化成工業株式会社
 ・シャープ株式会社
 ・富士ゼロックス株式会社
 ・富士ゼロックスマニュファクチュアリング株式会社
 ・AGCエスアイテック株式会社
 ・富士レビオ株式会社
 ・理研コランダム株式会社


その他

1)タンクには自動的に、一定量の純水が入ります。設定量は約40Lです。

例)電解液濃度を0,85(%)に設定すると。
この条件はタンク設定量に340(g)のNaclを溶解すると電解液濃度が作成されます。
Nacl(g)÷タンク容量(cc)×100≒電解液濃度(%)
現在の設定  340(g)÷40000(cc)×100≒ 0,85(%)

電解質は必ず340(g)を入れて下さい。
Naclは等級がありますので、なるべく1級以上の等級をご使用下さい。
(特級をなるべくご使用下さい。)

※タンク満水時以外に電解質を間違えて入れると、電解液濃度が変わります。
間違えた時は一度排出して再度作製して下さい。

2)純水には純水器の伝導計で1(μS/cm)以下を確認して下さい。
これ以上では測定データが不安定になる事があります。

3)フィルターは全部で5本使用し、純水作製に3本使用します。
水道水入り口から活性炭、ROモジュール、イオン交換樹脂の順序です。
使用時間は、最長で半年から1年間です。
それぞれ使用時間が変わりますので、ご注意下さい。

活性炭はまめに交換するとROモジュール、イオン交換樹脂の寿命が長くなります。

活性炭はプリフィルターの役目も果たします。
水質が悪い場合は前段にフィルターを入れます。
ROモジュールは水質により交換時期が変わります。
イオン交換樹脂は使用量によりますが、通常は約6ヶ月から1年で交換になります。
2BS、4BS本体フィルターも同様です。

※フィルターが詰まってくると、電解液の吐出量が減ります。
また、突然バックグラウンドが上がる時があります。(微生物繁殖によります。)前もってフィルターは予備を用意して下さい。

4)サンプリングタワーの各スイッチの説明

  パワースイッチ  電源のON/OFFをします。
           本体裏側に漏電メインスイッチがあります。
           そのスイッチがONにならないと電源は入りません。
           また、メインスイッチがONになると
           本体表側のパワーランプが点灯します。

  ポンプスイッチ  ポンプのON/OFFをします。
           通常はONで使用します。自動運転です。
    (5分間作動します。)

  アラームスイッチ アラームで純水を要求します。
           ON/OFFでアラーム音を消します。
           通常はONで使用します。

  Aタイマー    Aサンプリング時間の設定をします。
  Bタイマー    Bサンプリング時間の設定をします。
           サンプルトレーから電解液を取り出す量を設定します。
           タンクの推量に多少変化します。

  水温計      電解液の温度を表示します。
           使用温度は20(℃)から30(℃)が一番よい状態です            が、冬夏期で水温が異なりますので、なるべく良い条件で
           使用して下さい。また、水温が低いと容存酸素が多いの
           で、エアーの混入が多くなります。